価格の探り方と損を広げない売買

成立した取引が利益になるとは限らない。相手・数量・支払いを揃えて比べ、資金を増やす取引を見つける。

目次

相手が喜ぶ条件をそのまま受けない

職業が同じでも個人の好みで評価は変わる。生産者は自分が作る品を安く手放し、必要な材料などを高く評価しやすい。相手の職業と会話の好みを一緒に見よう。[4]

Pennyとの取引画面。提示中の品と在庫が別枠で並ぶ。
図1:上段の提示品と下段の在庫を区別する。右側にはSizeとWeightの表示もある。公式紹介画面のため、数値は現在の自分の取引と比較しない。公式スクリーンショット · 画像:Cory Long / GooseGames(公式Press Kit) · 出典 · 原寸で見る

交渉で迷ったら、いま買う側なのか売る側なのかを先に確認する。買う品を減らして支払いを据え置くことも、同じ品に支払いを追加することも、こちらの条件を悪くする。相手の機嫌だけで成功と判断しない。

Final Offerは条件を押し切る選択だが、拒否されれば相手は立ち去る。毎回使う必勝ボタンとして考えない。[8]

妥当な範囲が分からないうちは、失っても立て直せる小口に留める。安く見える品を一度に買い占めるより、一往復の取引を終えてから増やす方が失敗の原因を見つけやすい。

同じ条件で比べるためのメモ

以下は手元に作る取引メモの例。ゲーム内の固定相場ではない。数値を書くときは貨幣の種類と数量を省略しない。

自分の取引記録に残す欄
記録すること後から比べる目的
品名・数量別の品や大口取引と混同しない
街・相手・職業どこで誰と成立したかを残す
渡したもの/受け取ったもの支払いと売上を逆にしない
日付・季節・会話の好み前回と条件が変わっていないか確かめる
売却済み/まだ在庫未確定の売値を利益に含めない

計算例として、ある品10個を銅貨8枚で買い、同じ10個を銅貨11枚で売れたなら差額は3枚。次に同じ量を9枚でしか売れなければ差額は1枚。この例の価格は説明用の架空値で、特定の品や街の相場ではない。

物々交換を挟むと、貨幣の枚数だけでは比較できない。最初に渡した品が何に変わったかを追い、最後まで売れていない在庫を「もう儲かった金額」に足さない。

貨幣同士も相手ごとの評価差があるため、金・銀・銅の交換を常に同じ比率で成立させられるとは考えない。[5]

売り先を考えてから仕入れる

鉱石・金属を鍛冶屋へ、武器を必要とする相手へというように、品の用途から相手を探す。農家の余った食料と、同じ農家が欲しがる衣類では評価が違う。[4]

「安く買えそう」と「今の売り先で利益が出る」は別の確認。まだ売り先がない品は、試し買いとして在庫全体の小さな部分に留めよう。値段の高い品ほど、比較前に大量交換しない。

西方の交易例には、Oasis of Refugeで竜の皮・鱗を仕入れ、Kazuujanの裕福な相手へ運ぶ経路がある。Patch 5.0の地域ガイドによる例なので、現行の固定利益や最適ルートを保証するものではない。[6]

既知の売り先がいるなら、まずその品だけで小さく試す。うまくいかなければ、仕入れ価格・売却価格・道中の支出のどこが想定と違ったかを分ける。

長距離交易の支出も確認する

高額取引へ進める判断

取引の規模を大きくする前に、同じ条件の取引がもう一度できるか確かめる。一度の好条件を全市場共通の価格にしない。売り先が使えるうちに換金し、次の仕入れまで一気に増やさないこと。

赤字になったときは、値を下げて急いで全部売る前に取引メモを見る。支払った値が高すぎたのか、買い手を取り違えたのか、まだ売れていないだけなのかで次の行動が違う。

旅の目的が依頼の完了なら、毎回最大利益を狙う必要はない。必要品の確保と次の行動に使う資金を残したうえで、余剰分を交易へ回す。

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